カンファレンスレポート「”対話的であること”の可能性ー当事者研究の経験から」

2023年12月11日にマインドフルネス&ストレス研究センターカンファレンスをオンラインで開催しました。

 
今回は、北海道医療大学看護福祉学部特任教授、浦河べてるの家理事長である向谷地生良先生より「”対話的であること”の可能性 ー当事者研究の経験から」のタイトルでご講演をいただきました。
 
当事者研究がどのようにして生まれたのか、そこで大切にされていることはなにか、どのように進めていくのか、それによって何が起こるのかなどをお話しいただきました。「どんな出来事に直面しても『ともに研究を続ける』という発想を手放さない。『不確かさ』の中に前向きに留まり続ける姿勢」「患者自身が一人の主体性を持った人として自己を見つめ、自己決定していく力を取り戻す」など臨床現場において対話的であることを勇気づけられるメッセージをたくさんいただきました。活発な質疑応答が行われ、盛会となりました。

 

 

スライドの一部をご紹介します