論文掲載のお知らせ「主観的Well-beingの評価尺度からWell-beingを基にした効用値を推定するための換算式」

 

「主観的Well-beingの評価尺度からWell-beingを基にした効用値を推定するための換算式」がDove Pressに掲載されました(筆頭著者:是木明宏)。

 

効用値の算出は費用対効果の検討に必須ですが、既存の効用値を評価するEQ5Dは健康度を基としているため、一般の方や患者家族、介護者での評価には不適切でした。そこで近年ICECAPというWell-beingを基にして効用値を算出できる質問紙が開発されました。しかし今までの様々な研究では主観的Well-beingは評価されていますが、この新たな質問紙での評価はされておらず、よって効用値の算出や費用対効果の検討ができませんでした。そのためその架け橋となる換算式があれば既存の様々な研究の再解析に役立つため、今回開発いたしました。

 

論文は以下からお読みいただけます。

Formulation of a Mapping Formula to Estimate Well-Being Utility from Clinical Subjective Well-Being Scales

Koreki A, Nagaoka M, Ninomiya A, Mimura M, Sado M