第11回 拡大版 慶應産業精神保健カンファレンス開催のご案内

 

京都大学環境安全保健機構 健康管理部門/附属健康科学センター  教授・部門長である、石見 拓先生を招聘して、以下の内容でご講演いただくことになりました。

 

健康情報を活用したセルフマネジメントの実現に向けて
生涯型パーソナルヘルスレコードの構築とヘルシーキャンパス運動

 

 

演者:石見 拓 先生

循環器内科医。専門は蘇生科学、予防医学、臨床疫学。長年にわたり心肺蘇生・AEDの効果検証と普及活動に従事。ヘルシーキャンパス運動やPHR(パーソナルヘルスレコード)普及推進協議会を立ち上げ、大学発の健康文化、データを活用した健康管理・増進に関わる発信に力を入れている。アウトドア好き、将来の夢はログビルダー、釣り人。

 

 

日時:2019年12月4日(水)19:15-20:45
場所:慶應義塾大学病院 2号館11階 中会議室
下記リンクのキャンパスマップ❷になります。
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/shinanomachi.html
(参加費無料/定員50名)

※ご参加は、医療従事者・研究者・企業等で健康経営に関わり・関心がおありの方とさせていただきます。
 

お申し込み:お名前・ご所属を明記の上、keiocsr@gmail.comまでご連絡ください。
 

 

【内容】
多くの企業で健康経営への関心が徐々に高まりつつあります。しかし、どのような手段で実現し、いかに文化として定着させるのか、まだまだ多くの課題があります。そこで今回は、京都大学の石見先生をお招きし、ご講演いただくことにいたしました。
石見先生は京都大学にて、大学における健康管理を基点に、個人で蓄積する健康診断等の健康情報の取り扱い、システムの安全な運用方法等の検討を行うことで、パーソナルヘルスレコード(PHR)を活用した健康増進、疾病予防に繋げること、生涯にわたってPHRサービスを提供するために必要な事業モデル構築に尽力してこられました。また、「ヘルシーキャンパス」と銘打って、大学から健康文化を発信する社会運動も展開しておられます。
「データを活用した健康管理・増進の実現には幅広い連携と戦略が求められる。産官学、それぞれの立場で何が出来るのかをお互いに考える一助としたい」とおっしゃる石見先生より、その活動の実際と課題点、および今後の展望についてお話しいただきます。奮ってご参加ください。