カンファレンスレポート「内受容感覚と運動準備電位の関係性から考えるResponseとReaction」

2025年6月30日にマインドフルネス&ストレス研究センターカンファレンスをオンラインで開催しました。

 

今回はマインドフルネス&ストレス研究センター所属の是木明宏特任講師が「内受容感覚と運動準備電位の関係性から考えるResponseとReaction」のテーマで講演しました。ストレスに直面したとき、怒りに任せて物を投げる、あるいは嫌になってその場から逃げ出すといった無意識的で衝動的な反応は、私たちの日常生活や人間関係に大きな影響を及ぼします。今回の講演では、是木特任講師が実施した、内受容感覚と運動準備電位との関係性を示した研究結果が紹介され、状況を冷静に見つめ、意識的かつ熟慮された応答を選び取るヒント、自身の身体状態を理解することが行動の制御において重要となる可能性についてディスカッションされました。活発な質疑応答が行われ、盛会となりました。