カンファレンスレポート「反芻に挑む新しい認知行動療法:反芻焦点化認知行動療法 (Rumination-focused CBT)」

2024年7月8日にマインドフルネス&ストレス研究センターカンファレンスをオンラインで開催しました。

 
今回は聖マリアンナ医科大学神経精神科学教室教授の中川敦夫先生より「反芻に挑む新しい認知行動療法:反芻焦点化認知行動療法 (Rumination-focused CBT)」のタイトルでご講演をいただきました。
 
講演では、反芻思考がうつ病や不安症の発症や持続に及ぼす影響について詳しく説明され、反芻焦点化認知行動療法の基本原則とその効果について紹介されました。反芻焦点化認知行動療法の治療アプローチとして、抽象的な思考を具体的な思考にシフトさせる方法や、反芻の機能分析に基づく行動計画の立て方などが実際のケース紹介を交えて解説されました。
 
講演後には参加者からの活発な質疑応答が行われ、盛会となりました。
 

スライドの一部をご紹介します