<受付終了> 慶應義塾ストレス研究センターカンファレンスお知らせ 「医療の質と効率性を高めるための 英国国営医療(NHS)の取り組み」

 

英国国営医療(NHS)、Model Hospital and Analytics, NHS ImprovementのDirectorである、Ms. Emmi Poteliakhoffを招聘し、以下の内容でご講演をいただくことになりました。

 

タイトル:医療の質と効率性を高めるための英国国営医療(NHS)の取り組み

-”Lord Carter review”におけるベンチマーク、モデル病院プロジェクトの実際-

 

 

演者:Ms. Emmi Poteliakhoff   

Director of Model Hospital and Analytics, NHS Improvement。ケンブリッジ大学経済学部卒業後、英国保健省入省。2014年、首相官邸(キャメロン政権)で保健福祉担当の上級政策アドバイザーを務める。2015年より英国国営医療(NHS)で、医療の質、効率性の改善のための取り組み、Lord Carter reviewをdirectorとして主導。London School of Economics と Columbia Universityで Masters in Public administration 取得。

 

日時:416日(火)18時ー1930分(定員30名)

場所:慶應義塾大学信濃町キャンパス

   総合医科学研究棟1階ラウンジ 

   (参加費無料)適宜日本語通訳あり

 

 

生活習慣病や認知症の増加など、世界的に医療に対する需要が増大しています。その一方で、これに割ける資源は不足してきており、質を上げながら効率的に保健医療サービスを提供していくことが求められるようになっています。その解決策には様々なアプローチがありますが、英国では、Lord Carter Review というプロジェクトが進められています。これは、病院の現場活動をベンチマークしたり、モデル病院の特定を行い、こうした情報を、病院間で共有できるweb systemを構築することで、質と効率性の改善を図る取り組みです。
今回は、NHSの急性期病院、精神科病院を対象にこの活動をDirectorとして主導したMs. Poteliakhoffを招聘し、その活動の実際と効果および課題についてお話しいただきます。また、英国の医療制度や改善への取り組みなどについても伺うとても良い機会にもなると思います。奮ってご参加ください。

 

お申し込み:お名前・ご所属を明記の上、keiocsr@gmail.com まで。

詳細は、以下リンクをご参照ください。

慶應CSRカンファレンス20190416