第14回日本うつ病学会総会/第17回日本認知療法・認知行動療法学会

第14回日本うつ病学会総会、第17回日本認知療法・認知行動療法学会の合同大会が、精神神経科学教室の三村將教授と中川敦夫特任講師の両大会長、佐渡充洋事務局長のもと、2017年7月21日(金)~23日(日)新宿区の京王プラザホテルとNSスカイカンファレンスで開催されました。

 

当ストレス研究センター関連では、大会企画シンポジウム「第三世代認知行動療法を再考する—適用の実際と可能性およびその限界—」で佐渡充洋がオーガナイザーとシンポジストを務め、越川房子先生(早稲田大学)、岡本泰昌先生(広島大学)、熊野宏明先生(早稲田大学)、今井正司先生(名古屋学芸大学)とともに、第三世代認知療法の適用、実際、可能性などについて議論しました。

 

また、二宮朗が、合同ケーススタディ「集中瞑想への取り組みで認知の変容を認めた一症例」に自身がマインドフルネスを実施したケースを提示し、スーパーバイザーの濱田秀伯先生(六番町メンタルクリニック)やフロアと活発な議論を展開しました。

 

最終日の認知療法研修会では、佐渡充洋、二宮朗、朴順禮先生(慶應義塾大学看護医療学部)、佐藤寧子さん(国立病院機構東京医療センター)、田村法子さん(慶應義塾大学病院緩和ケアセンター)で「マインドフルネス認知療法」のワークショップを開催しました。瞑想という実践を通じてその概念を理解いただく形式でワークショップを実施し、多くの方にご参加いただきました。