カンファレンスレポート「職場の“困った人”に配慮すべきこと、要求できること」

2016年9月7日に開催しました、第8回産業精神保健カンファレンス拡大講演会では、「職場の“困った人”に配慮すべきこと、要求できること」というテーマを取り上げました。前半は、当センターの白波瀬丈一郎特任准教授が、この “困った人”を精神医学の側面から、パーソナリティ障害や発達障害といった精神疾患の特徴として理解し、その対応について話をしました。後半は、近畿大学法学部の三柴丈典教授に法的な側面から、こうした特徴を持つ労働者に対してどこまで配慮し、要求できるのかについてお話しをしていただきました。

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当日は197名の方に参加いただきました。

大変多くの方に参加いただいたことで、このテーマの重要性を実感するとともに、みなさんの関心の高さを確認することができました。また、このテーマについては、今後も多様な視点からの議論が必要であり、より具体的な対応策を明らかにしていく必要があると改めて実感しました。

CSRではこのテーマに引き続き取り組み、今後もさまざまな発信をしていきたいと思っています。

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